PETドックのご案内
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PET検査
受付 | 月曜日~土曜日 |
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料金 | 93,500円(税込み) |
PET検査とは、がん細胞は、正常な細胞に比べて分裂が盛んに行われるため、ブドウ糖をよく取り込みます。
この性質を利用して、ブドウ糖に似た放射性の薬剤(FDG;フルオロ・デキオシ・グルコース)を用いて、がんを発見するための検査です。全身(頭から膝まで)の撮影(約15分)を一度に行い比較的小さながんを発見することができるので、がんの早期発見が可能です。
主に肺がん、乳がん、大腸がん、頭頚部がん、膵がん、悪性リンパ腫などの発見に役立ちます。ただし、PET検査は全てのがんに有効というわけではありません。
特に腎臓、膀胱は薬剤が尿に排泄されるため、判断が難しい場合があります。また、肝臓、胃、前立腺は超音波検査や内視鏡検査などの方が有効ですので、当院ではPET検査と組み合わせた人間ドックを実施します。
(PET検査は、関連施設の福岡和白PET画像診断クリニックで受診していただきます。)
PETって何?
PETとは、CT・MRI検査と同じように、横になって身体の内部を撮影する医療機器ですが、一回の検査で全身を撮影することができ、全身の臓器を一度に隈なく調べることができます。その為、従来の方法に比べると検査の精度が格段に上がるだけでなく、検査時間も大幅に短縮されます。
がんの早期発見はPETから始めましょう!
PET検査の有用性
従来の健康診断のがん発見率0.1%~0.3%に比べ、PET診断では2.2%で約10倍。また、良性・悪性腫瘍の鑑別判定や腫瘍の悪性度の診断、腫瘍の広がりなどがわかりますので、治療方針の決定や治療効果の判定、再度の診断等が正確に行えます。
PET検査の特徴
- 1回の検査で、全身をチェックできます。つまり、特定の臓器ではなく全身の臓器が対象になり、癌の早期発見が可能になります。
- FDGの集まりの強さによって、癌の有無や、腫瘍が悪性か良性かを判断できます。
- 肺癌、乳癌、膵癌、大腸癌、卵巣癌、子宮癌、リンパ癌、骨腫瘍、頭頚部癌などに有効で、1cm前後の癌が検出でき、mm単位の癌が見つかる場合もあります。
- 注射の痛みだけで、苦痛はありません。
- 放射性物質を取り込むことによりわずかな放射線被曝はありますが、人体に影響はありません。
PET検査の手順
検査の流れ
【ご注意】
●薬剤が尿として排出されますので、膀胱癌・前立腺癌などの尿路系の癌は検出が難しいとされています。また、肝臓も自然に薬剤が集まるので、特に原発性肝癌も検出は難しいとされています。
●ブドウ糖の取り込みの低い癌が存在するので、それらの癌には有効ではありません。
●頭部は、脳に薬剤が自然に集積するため、脳腫瘍の検出は難しいので、頭部に関しては、MRI、MRA検査をお勧めします。
●胃などの常に動いている臓器は、検出しにくいといわれています。
●検出しにくい癌:膀胱癌・胃癌など
※PETは万能ではありません。MRI、CT、他の検査との組み合わせることで、さらに高い精度が得られます。
※保険の適用は、他の検査、画像検診(MRI、CT等)により、癌の存在を疑うが、確定診断が得られない時、PET検査を実施した場合に適用になります。
※PET検査は福岡和白PET画像診断クリニック(http://www.fwpet.net/)で実施致します。
※基本的に「福岡和白PET画像診断クリニック」まで送迎を行います。
・注射の痛みだけで、苦痛はありません。
・放射性物質を取り込むことによりわずかな放射線被曝はありますが、人体に影響はありません。
- pet(PDF 694.25 KB)
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